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2009.08.31 (Mon)

たくさんいます!サケ科のアルビノさん

このかわいらしい白いお魚はなんでしょう?
ヒレが赤くてきれいです。

リンカちゃんとニジマスのアルビノ

そうです,ニジマスのアルビノなんです。
アルビノって何でしょうか?

アルビノとは
先天的にメラニンという物質を身体の中で作ることができない
遺伝子疾患です。

メラニンとは人間の身体だとホクロや毛髪,網膜などにある黒っぽい色素で
紫外線などの有害な光線から身体を守る役割をしています。

これから紹介するサケ科のアルビノさん達は特に
体内でチロシナーゼというメラニンを作る酵素が働かない為に
メラニンを作ることができず
その結果からだが白かったり黄色っぽくなっています。

大人になったニジマスのアルビノさん
これは大人になったニジマスのアルビノさん。
ピンクの部分が鮮やかできれいですね。

ニジマスのアルビノは遺伝的に優性で
ほかのサケ科の魚に比べるとはるかに生まれやすいのです。
ニジマスを養殖する時には普通のニジマスさん達と一緒に同じ歳のアルビノさんを
養殖すると成長の度合いがよくわかります。
もちろん、色以外は同じなので食べても味は変わりません。

さけ科学館ではニジマスの他にイトウのアルビノさんもいます。
イトウのアルビノさん
白くても姿は他のイトウさんと変わりません

イトウのアルビノさんはもうだいぶ大きいです。
白くても他のイトウさんたちと同じ頭が扁平な形なので
立派なイトウの顔ですね。

めずらしいのはこのサケのアルビノさん
サケのアルビノさんもいます
発生するのは数万分の一と言われています。
尾びれの形を見ると
確かにサケっぽいです。

アルビノはサケ科魚類に限らず多くの生き物で見られる遺伝子疾患です。
メラニンがない為に日光を浴びたりすると皮膚がんのリスクが高くなるほか
視力にも影響が出ます。
また,自然界ではとても目立つ為にすぐに食べられてしまい
生き残ることがむずかしいそうです。

さけ科学館のアルビノさんたちは餌をあげるとすぐにやってくることから
ある程度は目が見えていると考えられています。
(ひょっとしたら食いしん坊なのかも?)

人間は白い生き物を見ると何となく畏怖の気持ちを持ちます
白いヘビなどは
自然界では滅多にあえないのですから
神様のお使いだと思われたりもしているようです。

さけ科学館のアルビノさん達は神様のお使いではありませんけど
彼らが元気で育っているということは
職員の皆さんのたゆまぬ努力のおかげです。

神様はそんな日々の努力のなかにひっそりと隠れているのかもしれませんね。
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